なかなか離婚に踏み出せない要因の中に、こんなことがあると思います。
「ここまで一緒にいたんだから」
「今まで我慢出来たんだから、これからも大丈夫」
「自分がもっと何とかすればいい」
「離婚してもっとヒドい状態になったら嫌だな」
「独りでいるのが怖いし……」
などなど、色々な想いが頭の中を全力疾走して逃げるに逃げられない。という方もいると思います。
私個人的には、毎日がツラいと思うのならその環境を変えることは、とても有効なことだと思っています。
一緒に何年も暮らしていると、情けをかけたくなるのも人情。
だって、自分がいなくなったら絶対困ったり寂しくなったり、もしかしたら死ぬんじゃないか?って思うくらい弱っちぃですもん。あ、うちの元旦那のことですけど。
なんか哀れな人だなと、同情しちゃうんです。
でも、自業自得です。
大切にしてもらいたいのなら、自分が大切にすればいいんです。
私は、ずっと自分に我慢ばかりさせてきたので、我慢ばかりするような状況が作られ続けてきたんだなと思います。
一番私を大切にしていなかったのは私。
我慢をさせ続けていたのは私。
いい加減、自分自身を大切にしないと、周りの皆も自分を大切に出来ないし、つまらない人生で最期を迎えるなんてことがあるかもしれない。
そう思って、家を出る決心をしました。
何かと理由を付けては離婚を先延ばしにし、精神的なしんどさもあって、どんどん気力も体力もなくなっていきます。まさに負のループです。
ですので、まずは「今のままでも耐えられるけど、やっぱり本当はもっと幸せになりたい。私はしたいことをして、幸せになっていいんだ」と自分に許可を出しましょう。
ここでちょっと元夫の話をしますね
私の旦那は幼少期に父親から暴力を振るわれて育ってきました。
だから一番に守らないといけないのは「お母さん」であり、妻と子供は自分の所有物だと思っています。(そのように見て・感じて育ってきたから)
かわいそうかもしれないけど、自分もお父さんと同じことをしていると気付いて、何とかしようと思えないのは成長出来ない証拠。
かわいそうなのはお互い様だし、離れることがいいきっかけになると信じていました。お互いにとって。
家を出た後のことを考えるとそりゃあ不安はありましたけど、この状況から抜け出せると思ったら動けましたし、いざ家を出たらものすごい開放感を味わえました。
そして今、日本の制度にお世話になりながら、子供たちと幸せに暮らしています。
大丈夫。日本は助けてくれますよ。
絶対に大丈夫。
あなたは幸せになっていい。